こんにちは!
前回、共働き家庭に便利な時短家電として、「ドラム式洗濯乾燥機」を紹介しました。
今回は、お掃除ロボットを紹介したいと思います!
多くの方は、お掃除ロボットというと「ルンバ」を思い浮かべるのではないかと思うのですが、実は同じ会社が「ブラーバ」というシリーズも販売しているのをご存知でしょうか。今回は、我が家がお掃除ロボットを購入するにあたり、それぞれの機種を比較した結果と、最終的に「ブラーバジェット」というお掃除ロボットを購入した理由を紹介したいと思います。
ルンバとブラーバの違い
まずは、ルンバとブラーバの違いをみていきましょう。
ルンバは掃除機ロボット、ブラーバは床拭きロボット
ルンバは、いわゆる「掃除機の代わり」です。ホコリを吸い集めてくれる感じですね。また、ブラーバに比べると段差を乗り越えてくれ、何よりカーペットの上も掃除することができるので、部屋の隅々まで掃き掃除の能力が高いです。ただし、ルンバは吸気するため動作音がややうるさいです。
対してブラーバは、いわゆる「雑巾掛けの代わり」です。クイックルワイパーの要領で、ホコリを集めることもできますが、拭き掃除なので段差はあまり乗り越えることはできませんし、取り残しもゼロではありません。その能力はルンバには劣ります。しかし、ルンバにはできない「拭き掃除」をすることができます。これは唯一無二の掃除能力です。また、ブラーバは拭き掃除なので、動作音は比較的静かです。
ルンバの機種・価格
まずはルンバです。価格はAmazonのものになります。細かい違いは他にもあるようですが、代表的なところだけまとめます。
機種 | 価格 | 吸引力 | ナビゲーション(※) | 連続稼働時間 |
ルンバ691 | ¥45,880 | 1倍(これを基準) | iAdapt | 60分 |
ルンバe5 | ¥62,780 | 5倍 | iAdapt | 90分 |
ルンバ961 | ¥92,216 | 5倍 | iAdapt 2.0 | 75分 |
ルンバ980 | ¥121,924 | 10倍 | iAdapt 2.0 | 120分 |
ナビゲーション機能って?
ナビゲーション機能は、ルンバの頭脳となる機能です。iAdaptは壁にぶつかったら方向を変えつつ、部屋のゴミがなくなるまで掃除をしますが、同じところを通るので効率は悪いです。
iAdapt 2.0は、ルンバに搭載されているカメラを利用して、部屋の地図を自動で作成しながら掃除をします。ルンバの中で自分の位置を把握しながら掃除をするので、効率が良いです。
私はルンバを持っていないのでカタログスペックでの比較になりますが、やはり価格が上がれば合わせて性能も上がっていきます。お金に糸目をつけず高性能のものを選ぶならばルンバ9xxシリーズ、安いものを選ぶならばルンバ6xxシリーズ、そこそこを選ぶならば最新のルンバe5、といった感じでしょうか。
ブラーバの機種・価格
続いて、ブラーバの機種と価格です。
機種 | 価格 | 大きさ | 掃除方法 | 掃除範囲 |
ブラーバ380j | ¥37,000 | 横幅244mm 奥行216mm 高さ79mm | 洗って繰り返し使えるクロス クイックルワイパー装着可 | ドライモード:55畳 ウェットモード:20畳 |
ブラーバ ジェット240 | ¥32,270 | 横幅178mm 奥行170mm 高さ84mm | 洗って繰り返し使えるクロス 専用使い捨てシート(10枚¥950) | ドライモード:15畳 ウェットモード:12畳 |
特筆するべき違いは、ブラーバジェットは専用使い捨てシートを使うということです。定価では10枚¥950ですので、1回100円と考えるとなかなかのランニングコストです。しかしながら、この使い捨てシートには洗浄剤が含まれているので、床を綺麗にする能力は圧倒的に高いです。また、クロスを洗う手間もかからないので、楽チンです。
もちろん、ブラーバもブラーバジェットも洗って繰り返し使えるクロスを装着することはできるので、コストを気にするのであればこちらを使うと長く使うことができます。特に、ブラーバはクイックルワイパーを装着することができるので、ランニングコストで見ると格安です。
気をつけておかなければならないのは、ブラーバジェットは一度に掃除できる範囲が狭いというところです。バッテリーの大きさもありますが、何よりブラーバジェットはタンクに入れた水を噴出しながら拭き掃除をするため、長時間掃除していると水がなくなります。広い範囲を拭き掃除したい方は、ブラーバの方が向いているかもしれません。
どちらがオススメ?一押しはブラーバジェット!
我が家は、最終的にブラーバジェットを購入しました。
選んだ理由はこんな感じです。
- 賃貸マンションなどあまり広くない部屋であれば、掃き掃除はクイックルワイパーや掃除機で十分に手軽にできる
- 拭き掃除は、クイックルワイパーウェットシートだとそんなに汚れは落ちない
- 雑巾掛けは面倒だし疲れる
- ブラーバジェットでも軽い掃き掃除ならできる
- ブラーバよりブラーバジェットの方が綺麗になるし、捨てるのも楽
- 我が家では拭き掃除は毎日するものではないので、週に1回100円と考えればコストも気にならない
クイックルワイパーや掃除機はあまり苦にならない人が多いんじゃないでしょうか。我が家の場合、私も妻もそのタイプです。しかし、雑巾掛けは疲れるのでなかなか腰が重いですよね・・・。
そんな拭き掃除を自動でやってくれ、洗浄剤によってめちゃくちゃ綺麗になるブラーバジェットが我が家にはぴったりでした!実際、ブラーバジェットで部屋を拭き掃除した後は、裸足で歩いた時の感覚が全然違いますよ!
ブラーバジェットを実際に使ってみてどうかは、次の記事でまとめたいと思います。
ブラーバを導入する副作用
ルンバでもブラーバでも同様ですが、ロボットが自動的に掃除をするためにはあらかじめ部屋を片付けておく必要があります。床に物がたくさん置いてあると、当然掃除できませんからね。ですので、ブラーバを走らせる前に部屋を片付ける習慣がつきます。
そもそも部屋が汚いのは物が散乱していて片付いていないからですので、お掃除ロボットを導入することで部屋も片付くし床も綺麗になる、まさに一石二鳥というわけです!
まとめ
我が家の場合は、「部屋があまり広くない」「比較的汚れる部屋は洋室」「拭き掃除が面倒なのでサボりたい」という条件の元、ブラーバジェットを購入しました。同じような条件のご家庭ならば、買って損はない一押しの時短家電ですよ!
逆に、「一軒家などの広い部屋に住んでいる」というご家庭ならば、掃き掃除はルンバ、拭き掃除はブラーバと両方導入するのもありだと思います。また、「家に和室が多くて拭き掃除にあまり向かない」という場合は、ブラーバは使いづらいのでルンバがいいでしょうね。
ご家庭のニーズに合わせて、選んでみてくださいね!