前回の記事では手術2回目から詰め物を抜くまでを書きましたが、今回は手術3ヶ月後の検査までの様子を書いていきます。
先に書いておきますが、花粉症シーズン真っ盛りの3月現在、鼻の辛さは0にはならないものの、かなり改善が見られています。
手術後のスケジュール
少し間が空いてしまったので、手術〜その後のスケジュールを整理しておきます。
- 手術1回目:12月6日
- 手術2回目:12月11日
- 詰め物を抜く:12月18日
- 術後の経過観察1回目:1月12日
- 術後の経過観察2回目:3月9日
ということで、手術後は1ヶ月後と3ヶ月後に1回ずつ病院に行きました。それぞれ見ていきます。
術後の経過観察1回目まで
鼻の詰め物を抜いてから最初の2週間ほどは、呼吸は快適にできるものの、鼻の奥にどろっとした何かが溜まっているような感じが続いていました。
私は夜風呂に入るときに鼻うがいをしていたのですが、そのときに鼻の奥に溜まったドロドロをなんとか出すように一生懸命鼻をかんでいました。夜に限らず、2週間ほどそのドロドロを抜くように意識をしていたら、次第となくなっていきました。
術後の経過観察1回目は、診察室での問診と、同じ部屋で内視鏡を鼻から入れて中の様子を確認するという簡易な検査のみで終了しました。1時間もかからず終了したかと思います。
経過は順調なので、次は術後3ヶ月後となる3月に来てくださいとのこと。花粉のハイシーズンですが、問題なく土日を予約することができました。
術後の経過観察2回目まで
以降、基本的にこれまで感じたことがない快適な鼻呼吸生活を送れています。
2月の中旬から花粉が飛び始めると、目はとても痒くて辛いものの、最初のうちは鼻水もくしゃみもマスクをしているだけで全く気にならない状態でした。
流石に3月に入って花粉の量が増えてくると、症状がひどい朝方や、何かのはずみに鼻が反応してしまった時はくしゃみや鼻水が出てくるものの、基本的には落ち着いており、かなり改善が見られました。
以前は、ひどい時は通勤中の1時間、ずーっと鼻をティッシュで抑えている状態だったので、それに比べるとかなり大きな改善です。
術後の経過観察2回目は、手術前の事前検査と同様に、CT撮影と、どれくらい鼻で呼吸ができているかどうかの検査をし、その上で前回同様に診察室での問診と、同じ部屋で内視鏡を鼻から入れて中の様子を確認しました。
アレルギー神経を切ったとはいえ、やはり花粉によるアレルギー反応は普通の人よりも大きそうだから、少なくとも花粉のシーズンは鼻洗浄と点鼻薬を継続しましょう、ということでした。
経過自体は順調とのことで、次回は手術から1年後となる、次の12月にまた見せてください、とのこと。9月くらいに予約をとれば良いということなので、今回で一旦一区切りですね。
まとめ
鼻のクリニック東京での鼻炎治療について、6回に分けて記事を書いてきましたが、上述の通り、これにて一区切りです。
病院に行くといつも人はいっぱいで、小学生くらいの子供連れの方もかなりの数がいますし、遠方からきたと思われる、トランクを転がしている人もいます。
人気の病院のためなかなか予約できなかったり、高額医療制度があるとはいえそれなりな費用がかかったり、手術〜詰め物を抜くまでが非常に辛かったり、そもそも手術の日程調整が平日のため大変だったりと、治療自体のハードルはなかなか高いですが、私は元々の症状がひどかったこともあり、それに見合うだけの効果を得られたように思います。
治療を始めるまでは億劫でしたが、実際に治療をして本当に良かったと思います。
私は今30歳ですので、これからの人生はまだそれなりの期間があると思います。鼻呼吸というのは日々の生活に密接に関わっているので、早く治療すればするほどその効果は高いはずです。
慢性的な鼻炎で悩んでいる方は、日々のQoLを向上させるためにも、ぜひ治療を検討してみてはいかがでしょうか。