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鼻のクリニック東京で鼻炎の手術をした感想(3)手術1回目

投稿日:2019年1月7日 更新日:

前回の記事では手術前の検診やオリエンテーションまでを書きましたが、この記事では手術1回目の様子を書いていきます。

手術前日

前日に、病院から体調確認の電話があります。その時に、改めて前日〜当日の注意事項を軽くおさらいしてくれました。

  • 手術前1週間以内に風邪やインフルエンザなど体調に変化はないか
  • 手術前日はアルコール禁止
  • 手術当日の夜中0時から手術までは禁食、かつ水を300ml以上飲んではいけないこと
  • 翌日の付き添いの確認

手術後の食事制限は特にないのですが、鼻に詰め物が大量に入った状態で非常に不快な状態だと脅されていたので、しばらく楽しく食事はできないと思って思う存分食事を楽しんでおいた方が良いと思います。

私の場合は、ちょうど水曜日でドミノピザを安く買える日だったこともあり、妻とピザパーティを楽しみました。アルコールは禁止ですので、コーラで乾杯です。

手術当日は、8時までに病院に行く必要があり、手術で疲れることが予想されるので、早めの就寝をすることをお勧めします。

手術当日、受付まで

手術当日は、夜から水やスポーツドリンクに限り300ml以内ならば飲んでも良いということですので、間違えて多めに飲んでしまわないよう、330mlのミネラルウォーターを買って、あらかじめ少しだけ飲んでおきました。これについても、水を多めに飲みすぎてしまうと麻酔中に窒息の恐れがあるため、もし誤って多量の水を飲んでしまった場合は手術を延期する可能性があると脅されました。延期のトラップが多いので、気をつけなければいけません。

私の場合は、朝早起きをしても食事を摂れるわけでもありませんので、ゆっくりと起床して身支度を整えて病院に向かいました。

病院に着いたら、普段の診察とは違う4階の受付に直接向かって受付を済ませます。この日に手術するであろう人たちの書類がクリアファイルに分かれて置いてあるのですが、見間違えてなければA〜Hまでのアルファベットが。1日8人も手術するんですね、1人あたりの時間がそれだけ短時間で済むという事なのでしょうかね。

受付までに提出しなければならない書類がいくつかありますので、以下をまとめて提出します。

  • 手術および全身麻酔同意書
  • 帰宅後の付き添い同意書
  • 連帯保証書
  • 健康保険証
  • 診察券
  • 限度額認定証

私の場合は当日にまとめて提出しましたが、書類に不備がある場合は手術できない可能性が出てくるので、事前に揃えられるようであれば、手術前オリエンテーションの時に提出してしまうと良いと思います。病院からもそう勧められますし、後述するように実際に少しトラブルも起きました。

注意しなければならない点を2つ紹介しておきます。

限度額認定証を用意すること

前回の記事でも少しだけ触れましたが、この手術はそれなりな費用がかかるため、高額医療費の払い戻しが適用されます。詳しくは全国保険健康協会の高額医療費のページを見ていただければ良いかと思いますが、収入に応じて自己負担限度額があります。

私の場合、2回の手術にかかる費用は30万円を超えますが、高額医療費の払い戻しにより自己負担額は9万円程度で済みました。普段から健康保険料を納めているわけですから、必ず利用するようにしましょう。

申請方法は、所属している健康保険組合によって異なると思いますので、会社員の方であれば所属の健康保険組合に、国民健康保険であれば自治体のホームページなどを確認すると良いかと思います。

"帰宅後の"付き添い同意書を間違えずに準備する

手術当日から24時間は、全身麻酔による判断力や反射能力の低下や出血の可能性があるため、付き添いをする人が必要です。これに向けて、付き添いをする人に同意書を書いてもらう必要があります。

この同意書は「帰宅後の」付き添い同意書です。しかしながら、「帰宅時も」付き添いをする人が必要です。病院から自宅までの移動手段は、付き添いの人が運転する車、もしくはタクシー。電車やバスなど公共交通機関の利用は不可、とされています。

私の場合、1回目の手術は帰宅時の付き添いは車が運転できる実家の父、帰宅後の付き添いは妻、という予定でした。

私が聞き間違えたのか、この同意書は「帰宅時」の付き添い同意書だと勘違いをしており、父に同意書を書いてもらっていましたが、提出した手術当日に「帰宅後」の付き添い同意書だと判明しました。一応、事前に同意書の下書きを見せて確認をしてもらっていたのですが、「帰宅時」か「帰宅後」かの間違いには気づかなかったので、当日に判明する形となりました。

結局、私の場合は2回目の手術は「帰宅時」も「帰宅後」も付き添いは妻だったので、2回目の手術の同意書を1回目の同意書としてもらうことでなんとか事なきを得ました。なんとかなりましたが、これまた手術の延期となってしまう可能性があるので、危ないところでした。

あまり多くないパターンなのかもしれませんが、帰宅時」と「帰宅後」に付き添いをされる方が異なる人は、気をつけた方が良いと思いました。

手術当日、手術前まで

前置きが長くなりましたが、ここからが8時に受付を済ませた後、手術までです。

手術前〜手術後退院まで過ごす部屋に案内されます。ホテルの一室かというくらい綺麗な部屋で、枕もテンピュール。半日も病室にいるわけではないのに、なかなかの設備です。

手術までの過ごし方の説明を受けて、用意されたガウンに着替え、血圧や体温、血中の酸素濃度など測定をして待機です。途中、麻酔科や執刀医の先生方が挨拶に来てくれました。基本的に、登場する人たちはみんなとても丁寧で好感を持てました。

看護師さんからの説明によると、1回目の手術後は、片方の鼻それぞれに人差し指2本分くらいのスポンジが詰め込まれるとのこと。鼻ってそんなに膨らむんですか???という感じではありますが、とにかくしばらくは不快かつ血が垂れてくると思うので覚悟しておいてくださいね、と脅されました。どちらかというと悪い想像をしておいた方が、意外と大したことなかったな〜と思えるので楽ですよ〜とのことです。そんなもんかね。

私の手術時間は9時前後になるという事で、なにやら準備してたらあっという間でした。順番になったら看護師の方に呼ばれ、手術室まで歩いて向かうことになります。

手術室では、氏名を確認した後、ベッドに寝かされて麻酔用の点滴を刺されつつ、マスクやらなにやらテキパキと準備されていきます。めちゃくちゃ手際が良いです。その後、麻酔を流しますので深呼吸をしてください、という合図をされます。どれくらい持つかなと思っていましたが、3呼吸で意識がなくなりました。

手術当日、手術後〜帰宅まで

正確な時間は朦朧としていたのであまり覚えていないのですが、目覚めると10時前後だったと思われます。病室で目覚めたというよりは、手術室から病室に移動しているときからうっすらと意識があったような気がしますが、定かではありません。何れにせよ、手術が終わってすぐに覚醒しているということだけは確かでしょう。昔、肺気胸の手術で全身麻酔をした時は、かなり意識が朦朧とした状態で術後はICUに入っていた記憶がありますので、恐らくとても高い麻酔技術なのだと思います。

だんだん覚醒してくると、鼻の奥がジンジン痛むのと、鼻にたくさん詰め物が入っていることに気がつきます。なんとも表現しづらいのですが、とりあえず不快な状態です。

麻酔の影響か、術後しばらくは寒気がする状態だったので、部屋の温度をあげてもらいつつ、湯たんぽのようなものをもらって30分ほど横になっていました。

その後、看護師さんから水を飲んでみて問題なければ持参したお昼ご飯を食べて良いですよ、との案内を受けました。とても食事をする気分ではないのですが、食べないわけにも行かないので持参したおにぎりを食べてみます。

 

とても食べづらい・・・

 

鼻から血が垂れてくるのを防ぐために、鼻にガーゼを折りたたんでホワイトテープで止めているのと、そもそも大量の詰め物が鼻に入っており傷も痛むので大きく口を開けられない状態でした。これは苦しい・・・

なんとか少しずつおにぎりをかじって食べました。当然、消化器系は何も問題ないのでお腹は空いているのですが、食事をするのがとても辛い状態です。しばらくは硬いものは食べれないのでは、と感じました。

その後、帰宅時の付き添いの父が病院に到着し、特に経過も問題ないということだったので14時くらいに退院となりました。普通に自分で歩いて会計を済ませて、迎えの車に乗り込んで自宅まで移動。

長くなってきたので、自宅での生活〜手術2回目はまた次回。

  • この記事を書いた人

くねお

都内に勤めるシステムエンジニア。 記事執筆のほか、実はWordPressの設定などを行う管理人の中の人という噂もある。

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