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鼻のクリニック東京で鼻炎の手術をした感想(5)2回目の手術〜鼻の詰め物を抜くまで

投稿日:2019年1月15日 更新日:

前回の記事では手術1回目後の自宅療養までを書きましたが、この記事では手術2回目から詰め物を抜くまでの様子を書いていきます。

手術まで

前回と同様、受付を8時に済ませるわけなのですが、前回は9時頃から手術だったのに対して今回は10時くらいになるとのこと。それなら受付9時で良いのでは・・?と若干思いつつも、待つしかないので個室で待機です。

前回同様、麻酔科医や執刀医の先生が挨拶に来てくれたり、血圧や体温などの測定をしたりはするものの、基本は暇です。何か時間を潰せるものを持って行った方が良いかと思います。

看護師さんの説明によると、前回は片方の鼻に人差し指2本分のスポンジが入るけど、今回は小指2本分くらいなので、以前よりはだいぶ楽だと思いますよ、とのこと。鼻がパンパンなのは食事から何から不快なので、それが楽になるのは嬉しいところなのですが、実際どうなるのかは半信半疑でした。

そうこうしているうちに、手術の時間になったようで、やはり前回同様に歩いて手術室まで向かいます。前回は全身麻酔で意識がなくなるまで3呼吸でしたが、今回は4呼吸でした。若干強くなったのか?多分関係ないですね。

手術後帰宅まで

11時過ぎに目を覚ましたら、確かに鼻のスポンジがかなり減っていて楽になっていることに気づきます。前回は、鼻の奥から出口までスポンジでいっぱいでしたが、今回は鼻の奥に詰まっているだけなので、少なくとも口を動かしてもそんなに不快感はありません。これは素晴らしい!

また、麻酔にも若干耐性がついたのか、前回のように寒気がすることはありませんでした。しかしながら、どうも前回より痛みが強い・・。今回はアレルギー神経の切断とのことですが、そういうものなのだろうか・・・

どうにも痛いので、看護師さんにお願いしてロキソニン以外の痛み止めを1つもらって飲んだところ、だいぶ楽になりました。最初だけだとは思いますが、鼻の奥がズキズキと痛む感じです。

前回と比べて一番違ったのは、出血量が前回に比べるとかなり多いということ。前回は薄いガーゼを折りたたんで鼻に当てていれば大丈夫だったのですが、今回は分厚いガーゼを当てていてもそこそこの勢いで染みてくるので、最初のうちは15分経たずに取り替えていました。

看護師さんや先生に聞いたところ、これくらいなら全然問題なく、ガーゼを当てていてもすぐに染み出してポタポタ垂れてくるようなレベルだったら処置が必要なので連絡をしてください、とのことでした。家に帰ってからそんな状態になったらたまったもんじゃないですね・・。そうならないことを祈るしかありません。

とはいえ、そんな状況でも鼻に詰まったスポンジの量が少ないので、食事はかなり楽でした。これならば、初日から食事は普通にできそうだ、と感じられるほどには違いを感じました。

そうこうしているうちに、退院できる時間になり、妻も迎えに来てくれたので退院です。今回はタクシーで帰宅することになるのですが、前回より出血量が多いので、もしものときのために予備のティッシュと分厚いガーゼを看護師さんに頂いてから出発しました。

道中は、何事もなく無事に帰宅することができました。もしタクシーで大量出血して汚してしまった場合はどうなるんだろう・・・?

帰宅後〜自宅療養

前回、水分不足(と思われる)で夜から手のしびれがあったので、今回は事前に買っておいたスポーツ飲料を多めに飲むようにしました。その成果もあってか、今回は手のしびれは起きませんでした。その影響があるのかはわかりませんが、動悸もありませんでした。

確かに、朝から飲める水の量が制限されていて、その後も手術して何も口にする気が起きない状態だと、水分不足になりそうですよね。水分は大切です。

やはり、前回同様に体力が落ちていてすぐに息が上がる状態なので、家のことは妻にお願いして布団で安静にしていました。鼻の詰め物が少ないので、仮眠も取りやすいのはありがたかったですが、痛み止めが切れると痛みがひどいので、切らさないように気をつけていました。

食事は、特に流動食ではなく普通の白米とハンバーグ、といった感じで問題なく摂ることができました。前回より出血は多かったものの、夕食の頃にはそれなりには治っていたので一安心です。

翌日以降、少しずつ出血や痛みは治ってきて、普通に近い生活が送れるようになってきました。術後2日目在宅勤務ではありますが、普通に仕事にも復帰。ただ、デスクワークをする分には問題ないものの、体力が落ちた状態で満員電車で通勤するのはちょっと辛いかなぁという印象はありました。在宅勤務できる仕事でよかった・・・。

自宅療養中に前回と大きく違うことは、鼻の詰め物が少ないのと1回目の手術の傷が治ってくるため、かさぶたと鼻くそと血の塊みたいなものが鼻に溜まってくるということです。あんまり触ってしまうと鼻の詰め物がズレてしまったり傷が開いたりする可能性があるのでよくないということではあるのですが、問題がない程度には鼻の掃除をしないと完全に鼻が塞がってしまいそうだったので、そーっとそーーーっと掃除をしていました。

また、鼻の奥に詰め込まれているスポンジは、中にストローが通っているようでそこが空気の通り道になっているのですが、ろっとした膿のようなものがこの中に詰まってしまうことがあり、その時は非常に不快な状態です。そうなった時は、詰め物が抜けない程度にやさし〜くやさし〜〜く鼻から空気を出すか、喉から痰を出すように取り除くかしていました。

本当はよくないのかもしれませんが、そんな感じでなんとか術後1週間を乗り切って詰め物を抜く日までたどり着きました。

詰め物を抜く

詰め物を抜く日は、10時に病院に行けば良いとのことで、ややのんびり向かうことができました。それでも電車は結構混んでいるのですが、満員電車というレベルではなかったので助かりました。

これまで2回の手術はどちらも全身麻酔でしたが、今回は意識がある状態で処置をされるので、一番恐怖感が強いです。

処置は、まず麻酔を染み込ませた綿を鼻の奥まで突っ込まれて麻酔をした後、内視鏡のようなものを鼻の奥に突っ込まれてあれやこれやと処置をされます。どういう処置をしているのかはわかりませんが、恐らく鼻の掃除と何らかの処理をした後、鼻の奥からスポンジが抜かれ、その後止血処理をする、という流れだと思います。

はっきりいって、相当不快です。鼻と目は繋がっていますので、とにかく目から涙が溢れてきます。また、口の中にも唾液か血かわかりませんが液体がたまります。死ぬかと思いました、という感じではないのですが、とにかく辛い時間でした。処置自体は10分から15分ほどで終わるので、耐えるしかありません。

年に数人は、この時に激しい出血をして午後まで安静にすることもあるらしいのですが、特に何ごともなく処置は終了しました。

処置さえ無事に終わってしまえば、その後は開放感でいっぱいです。鼻から呼吸ができ、鼻をかめる!特に、これまでの人生の中で鼻呼吸なんてまともにできた記憶なんてなかったのですが、両鼻から息が吸えるではありませんか!普通の人はこんな生活をしていたのか!と言う気分です。

まだ鼻の奥にかさぶたがあったり、血の塊が鼻の奥から出てきたりするので全快というわけではありませんが、1回目の手術から数えて13日目にして、ようやく自由を手にした気分です。

この日は、病院を出た後に大丸でN.Y.キャラメルサンドを買うために1時間並んだり、その後に六厘舎でラーメンを食べたりと活動できるくらいには元気だったので、普段東京駅に来ることがない方は色々と探索をして帰っても良いかと思います。

ということで、最初に鼻のクリニック東京に訪れてから半年ほど、ようやく快適な鼻生活(?)を得ることができました。

この後は、経過観察です。順調であれば1ヶ月後、3ヶ月後に病院に行ってひと段落とのことです。現在は経過観察で1ヶ月が経過した状態です。3ヶ月の時点でもう一度CTを撮るとのことなので、それが無事に終わったらまたまとめてみたいと思います。

次回に続きます。

  • この記事を書いた人

くねお

都内に勤めるシステムエンジニア。 記事執筆のほか、実はWordPressの設定などを行う管理人の中の人という噂もある。

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