蒙古斑というと、みなさんどういうものをイメージするでしょうか。
一般的には、子供のお尻や背中にある青黒いアザをイメージしますよね。大抵は、小学校に上がるくらいには消失すると言われています。
しかしながら、蒙古斑はお尻以外にも足や腕、顔などにも現れることがあります。お尻や背中以外に現れる蒙古斑を、「異所性蒙古斑」と言います。
異所性蒙古斑は、お尻や背中から離れるほど消えづらく、成人しても残る可能性があるそうです。腕や足ならばともかく、顔に出てしまっている場合は少々気になりますよね。
現在4ヶ月の我が家の息子は、異所性蒙古斑が左側の肩や足、鼻に見られます。肩や足は服を着れば見えないので良いですが、左鼻はだいぶ目立ちます。からかわれる原因になったり、コンプレックスにならないか、ちょっと心配です。
異所性蒙古斑の治療をするためにインターネットで色々と調べたのですが、レーザー治療をするらしいと言うこと以外、いわゆる実際に治療した声というのはあまり見つけることができませんでした。
今月から、息子の異所性蒙古斑の治療を始めたので、同じような悩みを持つ方の参考になればと思い治療の流れをまとめていきます。
この記事では、レーザー治療を開始するまでの流れをまとめていきます。
状況の整理
改めて、状況の整理です。
治療開始時点での月齢はほぼ4ヶ月の男の子で、お尻や背中以外で特に目立つ箇所は下記の3箇所です。
範囲は狭いですが、かなり濃いです
光の関係で薄く見えますが、もう少し濃いです
比較的薄めですが、範囲が広いです
街の皮膚科へ
一番最初は、とりあえずどこに相談したら良いかわかりませんでしたので、乳児も見てくれる街の皮膚科に行きました。
皮膚科の先生の話をまとめると、こんな感じです。
- 治療をするならば、やはりレーザー治療が必要
- 小さな街医者には設備がないので、大きい病院を紹介する
- 事前に調べた通り、顔や肩などは自然には消えづらい
- レーザー治療をするならば、なるべく早い時期から始めた方が効果が高い
- レーザーを照射するときには、全身麻酔をしない限りは動かないように抑えつける事になるので、その点からも小さい頃に治療した方が良い
こんな感じです。
診療自体はほとんどなく、やはり治療するならばレーザー治療をするしかないということでやりたい旨を伝えたら、すぐに紹介状を書いてくれました。私たちの場合、千駄木にある日本医科大学付属病院を紹介されました。
最初は乳児だったこともあり、小児科の紹介状を書いてもらったのですが、予約の電話をする際に皮膚科の紹介状をもらってきてください、とのことだったので、改めて紹介状を書き直してもらいました。
病院によってこの辺りの対応は異なると思いますので、何科にかかるのかはきちんと確認した方が良いと思います。
なお、紹介状をもらうだけですので、特に費用は発生していません。
もしかしたら発生しているのかもしれませんが、東京都の場合は乳幼児医療費助成制度(マル乳)により無料です。
日本医科大学付属病院へ
街医者にかかったのが2018年の年末だったのですが、翌日に診察してもらえるということで、早々に日本医科大学付属病院に行きました。
1階受付では、必要な書類を現地で記入し、紹介状と一緒に提出すればOKでした。当然、子供の保険証や母子手帳などは持っていきましょう。
15分ほど待つと、診察券を渡されて皮膚科受付に案内されたので、2階受付でもう一度受付をします。
今度は診察室の前で待っていてくださいということで、これまた15分ほど待っていたらほどなくして診察に呼ばれました。
初診だったこともあり、異所性蒙古斑がある旨と、レーザー治療をしたい旨を伝えたところ、レーザー治療専門の教授がいるので、その人の診察のときに改めて来て欲しいということでした。最初からその人に見てもらいたかったところではありますが、街医者から紹介してもらって大きい病院に来る場合は大抵こういう流れなのでしょうね。
次回その教授が診るときには、全身麻酔が必要ない部位なのでその日からレーザー治療が始められると思います、ということでした。目のまわりは危険なので全身麻酔が必要になるので、1歳以降でないと治療は難しいそうです。
この日は、その教授が診察している日を予約して、各所の蒙古斑の様子を病院のカメラで撮影して終了です。この日も、やはり乳幼児医療費助成制度(マル乳)により無料です。
まとめ
今回は、異所性蒙古斑の治療を開始して、レーザー治療の予約をするまでをまとめました。今後レーザー治療をしていきますので、その経過をまとめていきます。
子供の同じような症状で迷っている方がいらしたら、参考にしてみてください。