妊娠中・授乳中は薬は飲めない、そんなイメージありますよね。ですので、普段以上に怪我や病気には気をつけたいものですよね。
そんな私が、授乳4ヶ月目にしてやけどをしてしまい病院にかかった話をまとめようと思います。
低温やけどの理由は?
ちょうど正月の真っ只中、夜中に起きて息子に授乳をしているときに、何やら足首が腫れていて痛いなーと思っていました。
最初は、「足ぶつけたのかなー。痛いなー。」と、打撲かな?と思って湿布を貼っていたんですが、翌朝起きてみるとぷっくり水膨れになっているではありませんか・・!これはどうみてもやけどです。
私は、寒い時期は湯たんぽを利用しているのですが、恐らく湯たんぽのカバーが外れてしまっているところにずっと足首が当たってしまい、低温やけどをしてしまったのだと思います。
低温やけどを安易に感じていた私は、「ほっとけば治るだろー。」くらいに思っていたのですが、いろいろとネットで調べてくれていた夫が「低温やけどは傷が深いことが多いから、なるべく早く病院へ行ったほうがいい!」と強く言うので、重い腰を上げて病院へ行ってきました。
やけどの深さ
一般的に、やけどは面積と深さによって軽症・重症が判断されます。低温やけどは、面積は狭くても熱源に長時間接していることによって生じるため、やけどが深く重症化する可能性が高いです。水ぶくれがあるようならば、必ず病院を受診するようにしましょう。
1回目の病院(皮膚科)へ
しかし、なるべく早く病院に行ったほうがいいとは言ったものの、私がやけどを負ったのはお正月の三が日でしたから、案の定病院はお休み。週末を挟んだこともあり、結局病院へ行けたのはやけどを負ってからは5日後でした。
皮膚科で先生に診てもらうと、水膨れのところは針で刺し、中に入っていた水を抜いてくれました。塗り薬を塗ってガーゼをし、お風呂入るときは、防水シートを貼って入ってね、とのこと。
処方してもらった薬は、抗生物質の錠剤(セフジニル100mg)と塗り薬でした。いずれも、授乳中でも大丈夫とのことで一安心。5日後にまた来て様子を見させてね、とのことでした。
少し話は逸れますが、風邪薬でもなんでもそうですが、大抵の市販薬は妊娠中や授乳中はダメそうなことが書いてありますが、病院ならばその時期でも大丈夫な薬を処方してくれるので、辛いときは迷わず病院に行きましょう。
やけどのために薬局で購入したもの
病院で言われた通り、ガーゼとそれを止める紙テープ、そして防水シートを薬局で購入して帰宅しました。ただ、今回やけどをしたところが足首という関節で動くため、紙テープだと夜寝て起きると剥がれてしまっていて、あまり意味がありませんでした。
仕方がないので、曲げてもテープが剥がれないタイプのテープを改めて購入したんですが、これはとても良かったです。また、防水シートはこんな感じのやつです。
その後の通院生活
2回目の通院
「5日後に来てね〜」と言われたので、次言ったら終わるかな〜と思って2回目の病院に行きました。
病院では、また例の如く針を刺し水を抜き、ガーゼで覆いました。
ということで、同じ薬を処方してくれることに。
そしてまた、
と言われました。
正直、「また5日後に行くのかよー!」と思いましたが、やはり低温やけどは傷が深いので、侮っちゃいけないみたいです。
3回目の通院
さぁ5日後です。やけどをしてから15日が経過。
傷口はというと、カサブタが剥がれてきたという感じでした。
なんて思いながら、いざ病院へ。
と言われました。
もう終わりだと思ってましたから、正直「えー!まだ病院通うの!?」と思いました。
今回処方された薬は、塗り薬の他にクラリスロマイシン200mgという飲み薬。以前より少し強い抗生物質のようです。
4回目の通院
さて、また5日です。
やけど経過から、早20日。
と、思ってるわけであります。
さぁ病院へ。
とのことでした。
とは先生の前では言いませんでしたが(笑)
先生が言うには私のやけどは、結構深かったのだそうです。そして、傷口は少し跡残っちゃうかもよ~とのことでした。低温やけどって、本当に重症化するケースが多いんですね…。知らなかったです。先生が言うには、治るのに3ヶ月位かかる人もいるんだそうな。
今回は、薬を塗布したネット状の布に上から塗り薬をたっぷりと。
次で終わるといいんだけど…思いながら病院を後にしました。
5〜7回目の通院
その後なんだかんだと病院に3回行き、7回目の通院です。
ようやく終わりが見えた・・・
8回目の通院
もうここまでくると、疑心暗鬼といいますか、本当に終わるのか不安になりながら病院へ。
ついに!低温やけどをしてから1ヶ月以上、ようやく先生からお墨付きが出て通院が終わりました。
まとめ
最初に「ほっとけば治るだろ」などと思っていた自分に言いたい。
低温やけどを甘く見るな!
なんせ始めは病院へいくつもりはサラサラなかったのですから…
今回は、さらにお正月だったこともあり病院へ行くのが遅れましたが、低温やけどに限らずやけどをした時は、すぐに皮膚科へ行くということを心に刻み込むことにしました。
皆様も、もしやけどしてしまった時は、安易に自分で判断せずにすぐにお近くの病院に行くようにしてくださいね。何より、やけどをしないように気をつけてください・・・。
低温やけどをしてからは、湯たんぽは寝る前に布団に入れて布団を温めておいて、寝る前にはやけどをしないように蹴っ飛ばしておくようにしています。湯たんぽを使用されている方は、私のようにやけどをしないよう、きちんと湯たんぽのカバーがされていることや、長時間身体に触れないように気をつけてくださいね。