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【マンション見学】HARUMI FLAG(晴海フラッグ)

投稿日:2019年5月9日 更新日:

こんにちは。

ここ数年、何かとマンションを見学に行くことが多いのですが、せっかくなので自分用のメモも兼ねて、見学した内容をまとめてみようと思います。

今回は、何かと話題に上がっている「HARUMI FLAG」です。

HARUMI FLAGとは

HARUMI FLAGの概要は、公式ページを見ていただくのが早いかと思います。

要点をいくつか挙げるならば、

  • 東京オリンピック選手村として活用後に提供される新築マンション
  • 4000戸を超える住居を含め、モダンな新しい街がそっくり晴海埠頭にできる
  • 東京のマンションの中では最多供給が85㎡と破格の広さ、海が見える眺望が手に入る
  • 最寄駅となる勝どき駅までは徒歩17分と遠い
  • その代わり、新たにBRTという移動手段が整備される予定
  • 距離だけで見ると、東京や品川など4km圏内という超都心となる立地
  • 住めるのは2024年から

といったところでしょうか。

駅からは遠いものの、補って余りあるメリットに溢れています。

建物のグレードは?

ゴールデンウィーク中に、モデルルームの見学に行ってきましたが、これまで見たどのマンションと比べても部屋のグレードは最高レベルだったように思います。

ディスポーザーや食洗機はもちろん、トイレの水洗、備え付けの収納、天井の高さ・・・どれを取ってもここで暮らしたら快適な生活が待っているだろうなぁ、という印象を覚えました。

気になる価格帯は?

細かい坪単価などは、既に色々とまとめていらっしゃる方がいますのでそちらに譲りますが、一番安いお部屋で見ても75㎡が5,900万円、という感じでした。

海が見える、永久眺望となるような部屋であれば7,500万円から、その角部屋ともなるとゆうに1億を超えていくような価格帯のようでした。

特筆すべきは、管理費や修繕費、駐車場や修繕積立金など諸費用の高さです。

部屋の広さによって多少前後しますが、管理費と修繕費合わせて毎月4万円前後、駐車場は3万円前後です。車を持っているならば、これだけで毎月7万円です。その辺の賃貸なら住めてしまいますね…。

なお、初期費用となる修繕積立金も150万程度となかなかのお値段でした。これまで見てきた他のマンションの3〜4倍ほど。とても高いです。

とはいえ、近隣の同程度の広さのマンションと比べると、物件の価格自体は噂通り割安ではあるようです。管理費などを積み上げると同等になってしまうかもしれませんが・・・。

購入する層は?

少なくとも、今の私たちが購入できる物件ではないことは確かです。

管理費など、後からかかってくる費用がかなり大きいので、最低でも世帯年収が1,500万円ほどないと、一番安い部屋でも生活が厳しいのではないかと想像します。

逆に考えると、そういった選ばれし人たちしか購入することはできないと思いますので、教育環境や近隣住民などの質は抜群に良いのではないでしょうか。

営業の方曰く、元々豊洲や晴海などの湾岸にマンションを持っている人が少し広い部屋に住み替えを考えている、と言うパターンが一定数いるようです。

また、隣のブースにいた老夫婦は、「(お金はいくらでも出せるから)予算はないんだけど、いい部屋があったら買いたいと思っているんだ」と言うような会話をしていましたので、そのような生活に余裕のある方が買われるのだと思います。

その他、気になる点

2024年からしか住むことができない、と言うことで、お金を払うタイミングも後になるはずです。

通常、マンションを購入する際には最初に手付金を払いますよね。それ以降、キャンセルはできるけどキャンセルすると手付金は戻らない。

HARUMI FLAGは、この手付金が物件価格の1割とかなり高く、さらに値引きにも応じない(と言っている)ようです。

2024年まで住めない家に対して、部屋にもよりますが1,000万円弱の現金を数年間塩漬けにされてしまうのはなかなか辛いですよね…。

また、まず間違いなく消費税が10%に上がっているであろうことや、住宅ローン減税が現状では2021年までと言うことなので、そのあたりの不透明さも懸念として挙げられます。

まとめ

我が家では、半分アトラクションを見にいく気分でHARUMI FLAGの見学に行ってきましたが、今の私たちの資産力ではとても御呼びでない感じではありました。

しかしながら、物件自体はとてもグレードが高く、もしお金があるならば是非とも住んでみたいと思わされるものでした。

モデルルームにジュースを飲みにいく気分で、他の物件との比較のために一度見学に行ってみるのも面白いかもしれませんね。

  • この記事を書いた人

くねお

都内に勤めるシステムエンジニア。 記事執筆のほか、実はWordPressの設定などを行う管理人の中の人という噂もある。

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